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No.029

加工前の元画像や住所も丸見え!写真をアップするならExif情報を消せ!

Exif情報のイメージ画像

2016年の夏、私は恐怖のあまりパソコンの前で顔が引きつり、その場に凍りつきました。

何があったのかというと、私は当サイトにおいて自分の名前や住所、クレジットカード番号などの個人情報を世界中に公開していた可能性がある事に気づいたからでした。

皆さんは、デジタルカメラで撮影した写真には、いつどこで撮影されたかなどの情報が記録されていて、さらに画像の一部を黒塗りにするなどして見えなくしたとしても、ある特殊な方法を使えば加工前のオリジナルの画像が見えてしまう事もあるという驚愕の事実を知っていましたか?

ここではこのような画像ファイル内に埋め込まれている「Exif情報」について取り上げるとともに、これらを見えないようにする方法や削除してくれる便利なソフトもご紹介します。

個人情報が丸見え!? 恐怖のExif

先日、何気なくパソコンで自分が撮影した画像ファイルのプロパティを見ていると、撮影したカメラの機種や撮影日時をはじめ、細かい情報がびっしりと記載されている事に驚きました。

さらによくわからない数字や表記などもあったので、気になって検索してみると、デジタルカメラで撮影した写真には「Exif情報(読み方はエグジフもしくはイグジフ)」という撮影した場所や日時などのデータが埋め込まれていて、この情報をグーグルマップで参照すれば簡単に画像の撮影場所をピンポイントで把握する事ができ、さらにグーグルストリートビューを見ればその撮影場所をリアルに見る事までできてしまうというのです。

つまり私が当サイトにアップロードした自宅で撮影した写真を第三者がダウンロードしてExif情報を調べれば、簡単に私の住所や家の外観までわかってしまう可能性もあったというわけなんです。

なんて恐ろしいんでしょうか。私は恐怖で血の気が引きました。

このExif情報の存在は、少なくともネットに写真をアップしている人達の間ではとっくの昔から常識だったようですが、私は恥ずかしながらつい最近まで全く知らなかったのです。

加工しても残り続ける元画像のサムネイル

さらに私を恐怖のどん底に叩き落としたのは、このExif情報にはサムネイル画像まで記録されていて、画像編集ソフトでサイズを変更したり加工したりしていくら上書きを繰り返しても、オリジナル画像のサムネイルはずっと変わらずに残り続ける場合もあるという驚愕の事実を知ったからです。

つまり、私は当サイトの楽天カードの記事で、自分の名前やカード番号が記載された楽天カードの画像を、個人情報が見えないように一部加工して掲載したわけですが、その画像ファイルのExif情報を見れば、加工する前のオリジナル画像を見られてしまう可能性もあったというわけなんです。

さらに当サイトに今までにアップした画像の中には、私の名前や住所などを黒塗りにしたものもいくつか含まれていて、それらのExif情報を調べれば私の個人情報は見放題だった可能性もあったということです。

位置情報をオフにして撮影すれば住所はバレない

しかしそれらの心配は、幸運な事に私のとりこし苦労で済んでいました。

まずは、撮影者の住所がバレてしまう危険性がある位置情報ですが、デジタルカメラの設定でその機能をオフにしておけば撮影した場所が写真に記録される事はありません。

私は当サイトの画像の撮影にはiPod touchをよく使っているのですが、iPod touchやiPhoneの場合は「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「カメラ」と進んで「許可しない」を選択すれば、撮影した写真に位置情報が記録される事はないのです。

私は知らないうちにいつの間にか位置情報を許可しない設定にしていたのか、それともデフォルトでそういう設定になっていたのかわかりませんが、とにかく位置情報がオフになっていたおかげで、住所をさらさずに済んでいたのです。

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windows7以降のペイントならサムネ画像も更新してくれる

またExif内に記録されるサムネイル画像に関しても、わりと最近のソフトで編集すれば、編集する度に最新の画像に更新してくれるものが多いようです。

例えば、windowsに標準で搭載されている「ペイント」は画像を黒塗りにしたりして編集すると、Exif情報に記録されるサムネイル画像も編集後の黒塗りした後のものに更新されます。

私が画像の編集に使っていたソフトも偶然その設定のものだったようで、きちんと加工後の画像がExifに上書きされていたので、私の個人情報が筒抜けになっていたわけではなかったのです。

ただし、古いパソコンや古いソフトで編集した場合は、Exif情報のサムネイル画像は更新されずにどんなに上書き保存してもオリジナルの加工前の元画像がずっと残り続ける危険性がありますので気をつけて下さい。

例えばwindowsに搭載されているペイントの場合は、windowsXPなどvista以前のものだとそのままオリジナル画像が残り続けるようです。

また、新しい画像編集ソフトだからといっても安心はできません。このExif情報のサムネイル画像の設定は、ソフトの作者がどう設定するかの問題だと思いますので、すべての作者がサムネイル画像を更新する設定にしてくれているとは限りませんので、十分に気をつけて下さい。

Exif情報を削除する方法

このような個人情報がバレてしまう危険性がある恐怖のExif情報は、少なくとも写真をインターネットにアップする上では不要のデータといっていいと思います。

ここからは、このExif情報を削除する方法をご紹介しますが、一番単純で簡単なのが、画像ファイルを右クリックしてプロパティを開き「詳細」から「プロパティや個人情報を削除」を選んで「可能なすべてのプロパティを削除してコピーを作成」が選択されている事を確認し「OK」をクリックするという方法です。

ただし、この操作を実行しようとすると「COM Surrogateによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。」と表示されてエラーになってしまう場合があります。

私のパソコンは先日無料アップグレードしたばかりのWindows10なのですが、毎回エラーになってしまい、このやり方ではExifの削除ができていません。仕方がないので私は以下の便利なフリーソフトを使ってExifを削除しました。

Exif情報を削除してくれる便利なフリーソフト

私がExifを削除するのに主に使っているのは「F6 Exif」というフリーソフトです。

このソフトはExif情報の削除だけでなく編集や書き換えまでできてしまう便利なソフトで、使い方もとても簡単です。

また「JPEG & PNG Stripper」というフリーソフトもおすすめです。このソフトは何よりもシンプルで作業も一瞬で終わってしまうところが魅力的です。

「stripper.exe」のアイコンに画像ファイルをドラッグするだけでExifが削除されてしまうという即効性抜群のソフトなのですが、作業があまりにも一瞬過ぎて本当にExifが削除されたのか不安になり、つい「F6 Exif」で改めて確認したりもしてしまいます。

また、Exifを削除してくれる便利なソフトには「Free Exif Eraser」という代表的なソフトがあるらしいのですが、残念ながら2016年8月現在このソフトを配布している公式サイトにアクセスしようとしても全く繋がらない状態になっています。

このソフトはフォルダごとに複数の画像ファイルのExif情報をまとめて削除してくれる便利なソフトらしいのですが、現在ダウンロードできなくて残念です。

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まとめ

夏といえばホラーの季節ですが、私はこの夏、どんなホラーよりも怖い思いをしました。

結果的には私の勘違いで済んでいたから良いようなものの、一歩間違えれば今ごろは不特定多数の人に私の個人情報が知られ大変な目にあっていたかもしれません。

無知とは本当に恐ろしいものですね。

みなさんもネット上に画像を掲載する際には、撮影地や撮影日時、加工前のオリジナル画像などが記録された恐怖のExif情報がきちんと削除できているか十分に確認してからアップロードするように気をつけましょう。

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