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No.019

おすすめのクレヨンしんちゃん映画

みなさんはクレヨンしんちゃんの劇場版を見た事がありますか?

私は2016年8月現在、最新作以外はすべて見てきましたが、たくさんの作品で笑わせてもらい、そして泣かせてもらいました。

劇場版は、基本的には野原一家やかすかべ防衛隊が力を合わせて悪の組織に立ち向かい、平和な日常を取り戻すといった内容が多いのですが、決して子供向けではなく大人が見ても楽しめる作品が多いのが特徴です。

ここではクレヨンしんちゃんの映画をあまり見た事がないという人に、私がオススメしたいしんちゃん映画を5本ほど紹介したいと思います。

ただし「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」と「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の2本はしんちゃんファン以外の間でも名作として非常に有名ですので、ここでは殿堂入りとさせていただきます。

ヘンダーランドの大冒険

まず最初におすすめしたいのが、1996年に公開されたヘンダーランドの大冒険です。

劇場版になるとひろしなどが活躍してしんのすけが目立たなくなる事も多いのですが、この作品ではしっかりとしんのすけが主役をはっていて、しんのすけを中心にストーリーが展開され、しんのすけの成長が描かれています。

ストーリーは、しんのすけが遊園地で出会った人形の女の子トッペマと共に世界征服を企むオカマ魔女とその一味に立ち向かうというものです。

この作品には敵キャラも含めて魅力的なキャラが多く、またこの作品の舞台である遊園地ヘンダーランドのデザインも個人的にはとても好きです。

パンフレットによると、この映画のために制作スタッフは東京ディズニーランドへ取材で訪れ、ヘンダーランドの設定デザインは湯浅政明氏が手がけたそうです。

この映画はハラハラドキドキの展開が多く、小さな子供が見たら怖がりそうなシーンもありますが、それ以上に笑えるシーンもたくさんあります。

初期のしんちゃん映画の中でこのヘンダーランドはかなりの傑作で、初代監督の本郷みつる氏が手掛けた作品の中では一番好きな作品です。

電撃!ブタのヒヅメ大作戦

次におすすめするのが、1998年公開の電撃!ブタのヒヅメ大作戦です。

私はこの映画の序盤で腹筋が崩壊するくらい大笑いして、終盤では涙が止まらないくらい大泣きしました。

ストーリーは、世界征服を企む悪の組織「ブタのヒヅメ」にさらわれてしまったしんのすけ達かすかべ防衛隊を救出しようと野原一家が秘密組織「SML」と共に救出に立ち向かうというもので、アクションシーンや格闘シーンが満載の大冒険活劇になっています。

この映画は、今まで劇場版では登場機会が少なかったかすかべ防衛隊が初めてストーリーに絡む作品にもなっていて、原作者の臼井義人先生はこの作品に「炎の友情」という副題をつけています。

しかしこの作品でかすかべ防衛隊よりも大活躍するのがぶりぶりざえもんで、しんのすけとの掛け合いはとても面白くてバカバカしく、最後はとても感動的になっています。

私はこの作品は笑いと感動のバランスがうまく取れていて、一番クレヨンしんちゃんらしさが表れたしんちゃん映画だと思っています。

名作として名高い「オトナ帝国」と「戦国」は、やや子供を置いてけぼりにしている部分が見受けられるのに対し、この作品は小さな子供にもとてもわかりやすく作ってあり、大人も子供も楽しめる素晴らしい作品になっていると思います。

嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

2004年に公開されたカスカベボーイズも私はかなり好きです。

監督はクレヨンしんちゃんの黄金期を支えた一人で、最近では大ヒット作の「ガールズ&パンツァー」や「SHIROBAKO」「監獄学園」の監督を務められている水島努氏です。

ストーリーは、西部劇の世界に入り込んでしまったかすかべ防衛隊や野原一家などの春日部の住民達が、映画の中の悪役を倒し映画を終わらせて春日部への帰還を目指すというものです。

この作品は人を殴ったり蹴ったり、ムチで叩いたりと暴力的な描写もありますが、水島監督らしいギャグも満載で笑える場面も多く、さらに感動するシーンもあり、エンディングでは私は泣いてしまいました。

アニメージュ2007年1月号の水島監督のインタビューによると、この作品は前作ヤキニクロードが途中で息切れしてしまった事への反省から作られたそうで、このカスカベボーイズは後半に一気に盛り上がる構成になっています。

クライマックスには西部劇でありながら巨大ロボットが出てきたり、かすかべ防衛隊がヒーロー「カスカベボーイズ」に変身して空を飛んだりと、とても爽快な展開になっています。

またこの映画の見所のひとつは、かすかべ防衛隊の活躍だと思います。水島監督の「最後までいさせてあげたかった」という意向で、かすかべ防衛隊はこの作品で初めて最後の最後まで大活躍します。

あとは、ヒロインのつばきちゃんが可愛いです。普段から女子高生以上にしか興味がないと言っているしんのすけが未成年の女の子に真剣に恋をして愛の告白までするのは、後にも先にもこのつばきちゃんだけなのではないでしょうか。

超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁

2010年に公開されたオラの花嫁も私が好きな作品のひとつです。

ただ好きな作品ではあるのですが、感想を一言でいうと「もったいない」という事です。

例えるなら、超一流の高級食材を二流のシェフが料理した結果できてしまった平凡な料理といった所でしょうか。

この映画の舞台は未来です。しんのすけをはじめとする主要キャラが成長した姿で登場し、ひろしとみさえも歳を取った姿で登場します。ひまわりも美人のお姉さんになって登場し、ちゃんとセリフも喋ります。

この映画以前にしんのすけ達の未来をきちんと描いた作品はなく、言わばこの設定は取っておきの切り札だったと思うのですが、その取っておきの設定をやや雑に扱ってしまった感が否めず、本当に残念でなりません。

ストーリーは、5歳のしんのすけが未来の世界からやってきたしんのすけの婚約者タミコに連れられて未来の世界へ行き、大人のしんのすけと未来の世界を救うというお話です。

この映画は感動シーンや盛り上がる場面もたくさんあり、本当に印象に残っている好きな作品なのですが、強引なストーリー展開や間延びしてしまうシーンが随所にあり、その辺の構成がきちんとしていれば、この作品はクレしん映画の歴史に残る傑作になっていたと思うだけに残念です。

それでも個人的にこの映画は面白い作品の部類に入ると思いますので、興味のある方は是非ご覧になって下さい。

ちなみに花嫁のタミコを演じているのは釘宮理恵さんです。幼い女の子の役をやる事が多い釘宮さんですが、本作ではスタイルのいい大人の女性を演じておられますので、釘宮さんのファンの方も必見です。

ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

2014年公開のロボとーちゃんは、最近の映画では一番好きな作品です。

この作品の特徴は、何といってもクレヨンしんちゃんの全盛期を支えてきた超大物のスタッフたちが再集結しているという点です。

監督はクレヨンしんちゃんで長く制作進行を務めるなど下積みを重ね監督に昇り詰めた高橋渉氏で、脚本は臼井義人先生の担当編集の経験もあり、しんちゃん映画のチーフプロデューサーも務めていた中島かずき氏が手掛け、その他にも湯浅政明氏や池端たかし氏、大塚正実氏など、クレヨンしんちゃんを長く支え、しんちゃんを知り尽くした超大物のスタッフ達が数多く参加されています。

ストーリーは、ロボットに改造されてしまったひろしが悪の組織と闘うというもので、幼い子供が見れば「ロボとーちゃんがんばれ、ロボとーちゃんかっこいい」といった程度の印象かもしれませんが、大人の視点で見れば、それ以上に深いテーマがぎっしりと詰まっていて、とても感動する作品になっています。

子どもが笑い、大人が泣くという意味ではこの映画は「オトナ帝国」にも似ているのかなと思います。

感動するストーリーももちろん素晴らしいのですが、何よりも私がこの映画で一番魅かれたのは、全盛期のしんちゃんの空気を随所に感じる事が出来た事です。

映画の所々に散りばめられた小ネタやセリフ、表情や動きのひとつひとつから、全盛期の頃のような懐かしい雰囲気を感じる事ができました。

別のページにも書きましたが、最近のしんちゃんは規制だらけで嵐を呼ばなくなってしまい、もう二度と新作ではこのノリを味わえないと思っていたので、あの頃に近い空気を感じる事ができて本当に嬉しかったです。

これこそが私が大好きだったクレしんだなと思い出しました。

その他にも名作はたくさんあります

とりあえず思いついた5本をあげてみましたが、その他の作品がつまらないのかといったら、全然そんな事はありません。

私はタマタマやヤキニクでも大笑いしましたし、ジャングルも大笑いして泣きましたが、あげていったらキリがないので今回はこの辺で終わりたいと思います。

作品の評価や好き嫌いは人それぞれ違うと思いますので、すべての映画をご覧になってみなさんにとってのベストな作品を見つけていただけたら幸いです。

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