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No.034

7日間乗り放題の北海道&東日本パスを使ってみた感想

北海道東日本パスの画像

みなさんは「北海道&東日本パス」という超お得なJRのきっぷをご存知ですか?

2016年の夏に私はあの有名な「青春18きっぷ」をうっかり買い忘れ、仕方なく予定を変更して東日本を旅行してきたのですが、その際このきっぷを利用したおかげで本来50000円以上かかる運賃をたったの10850円と、40000円以上も節約する事ができました。

ここでは、意外と知らない人も多い?青春18きっぷに勝るとも劣らない「北海道&東日本パス」をご紹介するとともに、実際に私がこのきっぷを7日間使ってみた感想もお伝えしたいと思います。

北海道&東日本パスとは

北海道&東日本パスは、JR北海道とJR東日本の地区の普通列車を7日間乗り放題で利用できるフリーきっぷで、JR線だけではなく「青い森鉄道」「IGRいわて銀河鉄道」「北越急行の各鉄道」さらにJR東日本のBRTも利用する事ができ、2016年現在、値段は10850円となっています。

北海道新幹線にも乗車できる

また、このきっぷを持っていれば『新青森~新函館北斗』相互間に限り、3,930円の特定特急券を別途購入する事で北海道新幹線の普通車に乗車することができます。
ただし特例区間を超えて新幹線に乗車した場合は、乗車した全区間の運賃が必要になってしまいます。

発売時期

このきっぷは1年中発売されているわけではなく、春季、夏季、冬季と年に3回ほど発売されていて、基本的には子供達や学生達の春休み、夏休み、冬休みの時期と発売時期が重なっています。
ただし発売時期と利用可能時期は異なっていますので、注意が必要です。

2016年の発売時期と利用可能時期

【春季1期】

2/20~3/13まで発売

3/ 1~3/19まで利用可

【春季2期】

2/26~4/16まで発売

3/26~4/22まで利用可

【夏季】

6/20~9/24まで発売

7/ 1~9/30まで利用可

【冬季】

12/ 1~1/ 4まで発売

12/10~1/10まで利用可

発売額は大人が10,850円で、小児が5,420円です。

(北海道新幹線が開通した関係で、2016年の春季は前期と後期に発売時期が分かれ、料金も異なっていました。要するに新幹線開通後にこのきっぷは値上がりしたという事です。)

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青春18きっぷと比較して優れている所

この北海道&東日本パスが青春18きっぷと比べて優れている所は、何といっても使用できる日数が7日間と、青春18きっぷの5日間よりも2日間も多い点です。

これを1日あたりの単価に換算すると1550円になり、青春18きっぷの2370円よりもずっと安くなっています。

さらに、北海道東&日本パスには青春18きっぷとは違って子ども料金が設定されているので、お子様が利用する場合は半額以下の5420円で購入する事ができてしまうのです。

また、このきっぷは青春18きっぷでは利用できない北越急行にも乗車する事ができ、さらに自動改札を通す事もできるので、いちいち駅員にきっぷを見せる必要もありません。

青春18きっぷと比較してダメな所

しかし総合的に見て、北海道&東日本パスが青春18きっぷよりも優れているかと言えばそうとも限りません。

まずは大前提として、青春18きっぷは日本全国のJR線が乗り放題なのに対して、北海道&東日本パスはその名の通りJR北海道とJR東日本の地区の電車しか基本的には利用する事ができません。

さらに青春18きっぷのように1枚のきっぷを複数人で分けて使用する事もできず、利用日を分ける事もできません。

したがって、この北海道&東日本パスの利用は7日間連続での使用に限られるので、もし台風が直撃したり事故が起こったりして電車が止まってしまっても、何の補償もなく日程をずらす事もできません。

もちろん怪我をしたり体調を崩してしまっても予定は変更できず、最初に決めた7日間しかきっぷは使用できないのです。

実際に7日間連続で使ってみた感想

ここからは実際に私が北海道&東日本パスを7日間連続で使用してみた感想を述べさせてもらいますが、まずは率直に言って7日間連続で何本もの電車に乗り続けるのは相当キツかったという事です。

今まで電車での移動と言えば新幹線や特急電車が当たり前だった自分にとって、1日の半分以上を普通電車の中で7日間も過ごすのは予想以上に疲れるものでした。

各駅停車の中で毎日10時間近くもほぼ同じ姿勢を続けていると、体のあちこちに痛みや違和感を感じるようになり、何よりも長時間の移動はものすごく退屈でした。

どこでも寝られる人は寝ていればいいのでしょうが、私は神経質なところがあるのか、どんなに睡眠不足でも電車の中ではほとんど眠る事ができませんでした。

もちろん私は車窓から見える美しい風景もたくさん堪能させてもらい、いい思い出にもなっているのですが、それでもさすがに毎日10時間以上も景色を見続けるのは飽きてしまいます。

タブレットに大量の電子書籍とアニメ

私は暇つぶし対策として、タブレットに大量の電子書籍やアニメを入れて、電車の中で見ようと準備はしていたのですが、アニメはどうも見られるような雰囲気ではなく、電子書籍も自分の中では集中して読み続けられるのはせいぜい1時間程度で、それ以上読み続けると頭には何も入ってこなくなりただ疲れるだけになってしまいました。

ただ、よっぽどの名作に出会えれば話は別で、疲労を忘れて何時間でも読み続けられると思います。

私は今回の旅で幸運にも素晴らしい作品に出会えましたので、それを読んでいる間は電車の中の時間があっという間に過ぎていきました。
旅行よりもそっちの方が今でも印象深かったりします。

長時間座り続けて膝と尻を負傷

少し横道がそれてしまいましたが、とにかく7日間もの普通電車の長時間移動は体力をかなり消耗しました。

朝や夕方以降の通勤通学の時間帯に電車に乗ってしまうと、ぎゅうぎゅう詰めの車内で立ち続ける事になりますし、座れたとしても満員電車では足をたたむように窮屈に座り続けなければならず、その結果私は膝を痛めてしまい、毎日激痛に耐えながら歩くハメにもなりました。

私は東京で満員電車に揺られながら通学していた経験があり、こういうのは慣れていたはずなのに、正直ここまで体に負担になるとは思いませんでした。

また、私は7日間毎日長時間座り続けた結果、靴ズレならぬケツズレとでも言うんでしょうか、お尻まで痛めてしまいました(痔ではありません)。

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無理をしなければ素晴らしいきっぷ

ただ、このきっぷを利用してここまで疲れてしまった原因は、私があまりにも無茶苦茶な強行スケジュールを組んだせいだと思います。

私はこの1週間の旅行で、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、栃木、新潟、長野、山梨、静岡、埼玉、神奈川、東京(順不同)を回ってきたのですが、電車賃に換算すると50000円分以上になり、ほぼ毎日始発から終電まで電車に乗り続け、睡眠時間も平均して3時間程度でしたので、それが体のあちこちを痛め、疲労困憊になった原因だと思います。

このようなスケジュールを組まないで無理をせず毎日数時間程度の電車利用にとどめておけば、これほどまでに疲れる事もなく、楽しい旅行を満喫できていたと思います。

たとえ1日3000円分程度の電車利用でも、7日間利用すれば20000円分以上も利用することになり、十分に10850円の元は取れます。

今思う北海道&東日本パスの理想的な使い方

振り返ってみると私は観光という目的を忘れて、どこか意地になって電車に乗りまくって7日間が過ぎてしまった気がします。

もちろん世の中にはただ電車に乗っているだけでも満足な人もいるでしょうが、私の場合は十分な観光時間を取らずにこのような日程を組んでしまったので、多少後悔の気持ちがあります。

そんな私が今思う理想的な北海道&東日本パスの使い方は、あまり電車に乗りすぎずに、観光地では十分に時間を取る事だと思います。

そして電車の利用は通勤通学の人達がたくさん乗ってくる朝夕の時間帯は避けて、日中に数時間だけ移動するようにすれば、連日貸切電車のようなガラガラの車内をリラックスして優雅に過ごす事ができます。

観光地でもリラックス、そして電車の中でもリラックスする事が、理想的な旅行の仕方だと思います。

私は7日間電車の中ではギュウギュウ詰めだったが多く、観光地でも限られた短い時間の中、常に駆け足で回っていたので、落ち着いた旅行はできませんでした。

もし私が再びこのきっぷを利用して旅行する機会があれば、次回は余裕のあるスケジュールを組みたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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