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No.014

カブトムシを大きな体に成長させる方法

カブトムシの画像

「東京の子供たちは、カブトムシはペットショップにいるものだと思ってますからね」

かつてテレビでこんなデタラメを言っている人もいましたが、私が子供の頃、都内で初めて野生の大きなカブトムシを捕った時はとても感動したものです。

しかし時は流れて、私が数年前に初めて卵から育てたカブトムシはとても小さく、まるでカナブンのようなサイズでした。

ここでは、なぜ私がそのようなミニサイズのカブトムシにしか育てられなかったのか、またどうすれば体の大きな立派なカブトムシに育てる事ができるのかについて私が反省し調べてみた事をお伝えします。

はじまりはカブトムシの大量発生

本題に入る前に、私がいい歳をしてカブトムシを卵から育てる事になった経緯からお話します。興味の無い方は読み飛ばして下さい。

もう4年も前の話ですが、我が家の庭にカブトムシが大量発生した年がありました。

そんな真夏の珍事が起きたのは、後にも先にもその年だけだったのですが、その年はなぜか我が家の庭に植えてある一本の木(名前はわかりませんが、少なくともカブトムシが好きなクヌギやコナラではありません)に大量のカブトムシが毎日のように集まってきたのです。

毎日少なくとも20匹ぐらいはやってきていて、その年はトータルで百匹以上は飛んできたと思います。

その年は近所でカブトムシが大量発生したという事実はなく、あくまでも私の家だけに起きた現象で、なぜそんな事になったのかは謎なのですが、その時童心に返った私は何匹かのカブトムシを捕まえて、家の中で飼う事にしたのです。

たくさんの卵を発見

数ヶ月後すべてのカブトムシは天国へと旅立ってしまいましたが、飼育蜂の中には新たな命がありました。カブトムシは旅立つ前にいくつもの卵を産んでいて、やがてそれらは幼虫になっていったのです。

私は幼虫を見た時はどうしようか悩みましたが、かつて子供の頃に幼虫の飼育に何度も失敗を重ねた過去を思い出し、きっとこれは私がやり残した宿題なんだと受け止めて成虫まで育てる決意をしたのです。

オス1匹メス2匹が成虫に

幼少の頃の反省を活かして慎重に飼育した結果、4匹の幼虫がさなぎになり、オス1匹メス2匹の計3匹が無事に成虫になりました。

卵から育てたわけですからそれなりの達成感と感動はありましたが、私は心の底から喜ぶことはできませんでした。

なぜかというと、3匹のカブトムシがとても小さかったからです。まるでカナブンのようなサイズでした。

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幼虫に与える栄養が足りなかった

カブトムシの成虫の体の大きさは、幼虫の時にどれだけたくさんの栄養を取ったかによって決まります。

もちろん私はそんな事は百も承知で、幼虫にはたくさんの腐葉土を与えました。腐葉土に糞がたまってきたら、すぐに新しい腐葉土にも取りかえました。

ではそれなのになぜカブトムシは大きくならなかったのでしょうか。それはその腐葉土に栄養が足りなかったからです。腐葉土であればなんでもいいというわけではなかったのです。

腐葉土といってもさまざまな種類があり、カブトムシの幼虫の飼育に適した腐葉土は、広葉樹100%で無農薬の物だと言われています。

さらに実は腐葉土だけを与えても、カブトムシはたいした大きさにはならないのです。

カブトムシの幼虫は朽ち木も食べる

私が子供の頃に読んだ幼虫の育て方の本には、腐葉土を与えるとしか書いてなかったような気がしますが、カブトムシの幼虫に腐葉土を与えただけではせいぜい並の大きさにしかなりません。

体が大きくて角の長い立派なカブトムシに育てるためには、腐葉土の他に朽ち木も与える必要があります。

2齢幼虫までは腐葉土のみでいいのですが、幼虫の最終形態である3齢幼虫になってからは、朽ち木も与えないと幼虫は大きくなりません。

私はおそらくあまり栄養の高くない腐葉土を与えてしまい、しかも朽ち木も与えなかったせいで体の小さなカブトムシを誕生させてしまったのだと思います。

小さな体の成虫になってしまった事は育ての親としては申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、それでも3匹は小さくてもいつも元気で冬近くまで長生きしました。その点は親としてとても嬉しかったですね。

いつかはリベンジを

しかしそうは言ってもやはり心残りがあるので、今後もしまた幼虫を育てる機会があったらギネス級の巨大なカブトムシに育てたいなと思っています。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

PS カブトムシの大量発生の原因ですが、もしかしたら発生する前の年に我が家の庭に生えていた大きな木を切り落として、そのまま庭に埋めたような気もします。

それがやがて朽ち木になって、そこにカブトムシのメスが卵を産んで…という流れなのかもしれません。

外から飛んできたのではなく、家の庭の地中で生まれたカブトムシが単にそのまま地上に出てきただけだったのかもしれませんがわかりません。やっぱり謎ですね。

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