サイト名 アンコンキットのロゴ部分サイト名 アンコンキットの文字部分
No.018

こんなに面白かった20世紀のクレヨンしんちゃん

クレヨンしんちゃんの画像

私は子供の頃からクレヨンしんちゃんが大好きでした。

毎週繰り返される主人公野原しんのすけのとんでもない行動や仰天発言には、いつも腹を抱えて大笑いしたものです。

今はもうすっかり作風が変わってしまいましたが、ここでは私が大好きだったあの頃のクレしんを振り返ることで、昔のしんちゃんを全く知らない世代の人にもその面白さを知って頂きたいと思います。

今と昔では全くの別人

最近のしんちゃんしか知らない人は、しんのすけと言えばきれいなお姉さんが好きでちょっと変わった言葉遣いをする子ども程度の認識しかないかもしれませんが、私が子どもの頃に見ていたしんちゃんは全くの別人で魅力たっぷりのキャラクターでした。

車を運転中の父ひろしの両目をふさいで「だ~れだ」と言ったり、回転寿司のベルトに乗って寿司と一緒に回ったり、犬のフンを放置して去ろうとする飼い主に「街が汚れるでしょう」と立ちションをしながら注意して、おしっこをしたまま追いかけたり…

さらに勝手に他人のアパートに入り、謝るどころか「少しは部屋を片づけろよ」と注意したり、インターホンのカメラに尻の穴を密着させて住人を驚かせたりと、挙げていったらキリがないのですが、昔のしんちゃんは毎回こういったとんでもない行動を繰り返す「嵐を呼ぶ園児」だったのです。

消えたげんこつ

このようなしんのすけのとんでもない行動の数々を、母親のみさえはもちろん黙っているわけがありません。

昔のみさえはしんのすけが悪い事をする度に、げんこつをはじめとする数々のおしおきをする事でしんのすけを戒めていたのです。

げんこつの他にもしんのすけの頭をぐりぐりしたり、両手でほっぺをつかんで左右に引っ張ったり、庭まで投げ飛ばしたりした事もありました。

これらのおしおきはマンガ的な表現でコミカルに描かれていてとても面白かったのですが、問題があったのか今ではほぼ消えてしまいました。

げんこつに限っては、ごくたまにアリバイ程度に数か月に1回くらいは出てくることがありますが、ほとんど見る事がありません。

消えたボケとツッコミ

こうしてみさえの激しいツッコミが見られなくなると、次第にしんのすけのとんでもない行動も影をひそめるようになりました。

激しく突っ込みたくても突っ込めないからしんのすけがボケなくなったのか、それとも規制だらけでボケられないからみさえが突っ込む必要が無くなったのか…

卵が先かニワトリが先かわかりませんが、今のクレヨンしんちゃんは長い年月を経て、サザエさんの核家族バージョンのようなファミリー4コマのような作風に変わっていってしまいました。

泣ける話も消えた

意外と知らない人もいるかもしれませんが、かつてのクレヨンしんちゃんは映画だけではなくテレビでも泣ける話がたくさん作られていました。

最近はそういう話もすっかり見なくなりましたが、あの頃の原作者やスタッフはしんちゃんをただのおバカキャラとしてだけではなく、友情や愛情にあふれた子どもとしてもしっかりと描いていたのです。

今の子供達にはわからないかもしれませんが、昔のしんちゃんは現在よりも喜怒哀楽がはっきりしていて、映画以外でもよく泣いたり怒ったりしていて、今よりも人間味を感じたものです。

登場人物の減少

また全盛期のクレヨンしんちゃんは、とにかく豪華キャストがたくさん出演していて毎回とても賑やかだったのを覚えています。

かつての30分アニメで3本立てだった頃のしんちゃんは、野原家の話と幼稚園の話が毎週必ずと言っていいほど放送されていたのですが、放送時間が24分になり2話構成になった現在は幼稚園の話もあまりやらなくなり、野原家の話をやっても家族がそろっていないこともあります。

またクレしんを支えてきた数々の名脇役たちも、最近は登場機会が減ってきている気がします。これはおそらく制作費の問題なのではないかと思います。

20年以上前は新人や若手だった声優さん達も今ではみんなすっかり大ベテランになっているわけですから、当然ギャラの方も当時よりも何倍も上がっていて、昔のようにキャスティングできないのではないかと勝手に想像しています。間違っていたらすいません。

スポンサーリンク
 

ギャグアニメから日常アニメへ

このように、今のクレヨンしんちゃんは時代の流れとともにすっかり作風が変わってしまいました。

しんのすけはとんでもない行動をほとんど取らなくなり、他の脇役たちもすっかりおとなしくなってしまい、もはやギャグアニメではなく当たり障りのないただの日常アニメになってしまいました。

個人的には最近のクレしんを見ても腹を抱えて笑うことが全くなく、逆にアリバイ程度に意味もなくお尻を出しまくるしんのすけに不快感を覚えています。

また最近は意味もなくお尻を出しまくる一方で、ズボンをはいたままケツだけ星人のようなものをやっている事もあり、そのような中途半端な規制をするのならぞうさんと同じように封印してしまえばいいと思います。

今には今の良さがある

なんだか昔の良さを伝えるというよりは、今のしんちゃんの批判みたいになってしまい申し訳ありません。

確かに個人的には昔のしんちゃんの方がはるかに面白かったと思いますが、もちろん今のしんちゃんにも今の良さがあると思っています。

テレビ番組は面白くなければすぐに打ち切られるわけですから、放送が23年も続いているという事実が何よりもこの番組が面白いという証であると思います。

今のしんちゃんを見て私が笑わなくなったのは、私がもう童心をなくしてしまったという理由もあるのかもしれません。

私が今現在もクレヨンしんちゃんのファンである事に変わりはありませんので、いつかまた腹筋が崩壊するくらい大笑いする話が放送されるのを楽しみにしてこの話を終わりたいと思います。

そうだ昔のDVDを見よう

最後に、昔のクレヨンしんちゃんのDVDは面白いですよ。今の日常アニメのしんちゃんしか知らない人にはぜひ見てほしいです。

買わなくても100円くらいでレンタルできますので、ギャグアニメだった頃のしんちゃんをぜひ見てみて下さい。

昔のクレしんには今では超大物になっている監督やアニメーター達がたくさん参加していて、本当に豪華です。

本郷みつる監督や原恵一監督だけではなく湯浅政明さんや水島努さんといった超大物達もしんちゃんの黄金期をずっと支えてきたわけですから、今にしてみればなんて豪華なメンバーが集まっていたんだろうと思います。

石原立也さんや武本康弘さんなどの今では京都アニメーションの取締役になっている方々もかつてはクレヨンしんちゃんに参加していたり、堀口悠紀子さんもデビューはクレしんらしいですし。

…って言っていたらキリがないのでこの辺にしておきますが、詳しくはDVDのエンディングのスタッフロールを見て下さい。ここでは書ききれないくらいすごい名前がいっぱいあってアニメファンならびっくりすると思いますよ。

スポンサーリンク
 
スポンサーリンク