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No.031

100話以上ある欠番の中から選ぶクレヨンしんちゃんの名作エピソード

クレヨンしんちゃんを録画したVHSビデオの画像

言わずと知れた国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」には、一度テレビで放送されただけでDVDやビデオに未収録となっている話が100本以上存在します。

ソフト化されない理由は、内容が不適切だと判断されたり、作中で使われたBGMが著作権に触れてしまうなど様々な原因があるようですが、話の節目となる重要なエピソードにも未収録作品が数多く含まれているだけに、これらの話が欠番となっているのは本当に勿体ないと感じてしまいます。

このページではそんなクレしんの未収録作品の中から、私が個人的におすすめしたい話と、これらの話を視聴できるかもしれない方法をご紹介します。

嵐を呼ぶ園児 酢乙女あい登場だゾ (99/11/12放送)

まず最初におすすめしたいのが、あいちゃんの初登場回です。

この話は今やクレしんには無くてはならない準レギュラーとして大活躍している酢乙女あいちゃんの記念すべき初登場回なのですが、おそらく作中に「ボレロ」が使われているためにソフト化できずに未収録となってしまっています。

またこの話以外にも初期のあいちゃんの登場回にはボレロが使われている話がいくつかあり、それらのすべてが欠番になっているので、DVDやビデオだけでクレしんを見ている人は何の説明もなくいつの間にかあいちゃんがひまわり組に加わっているので戸惑うかもしれません。

このあいちゃんの初登場回は、単に重要なエピソードというだけではなく園長先生の本名が高倉文太である事が判明したり鼻血を出したマサオくんにしんのすけが「今夜はお赤飯たいてお祝いだね」と今では放送できないような発言をするなど、全盛期のしんちゃんらしい小ネタやギャグがあふれた作品になっていて本当に面白いです。

まつざか先生の恋の決着だゾ (99/9/3放送)

次におすすめしたいのが、かつて1年以上にわたって長く放送されていたまつざか先生の大恋愛話のラストを飾るエピソードです。

しんのすけが通う幼稚園のまつざか先生といえば、いつも男にフラれてばかりいるキャラクターですが、98年の夏ごろから1年以上にわたって接骨医の医師、徳郎と真剣に恋愛をする話が定期的に放送されていました。

そしてこの回をもって2人の恋愛は一段落するわけですが、この話はクレしんがまだ30分アニメで3本立てだった頃に、なんと全3話ぶち抜きで放送するというものすごい力の入れようで制作され、非常に感動するラストになっているのですが、作中にサザンオールスターズの曲「希望の轍」が使われているため、残念ながら欠番となってしまっています。

これはサザンの大ファンである臼井義人先生の「原作通り」の選曲となっていて、とても感動するシーンで流れる最高のBGMになっているのですが、大人の事情でソフト化は無理だったという事のようです。

私は今回この記事を書くにあたり、久しぶりにこの話を見返したのですが、ウルッときてしまいました。リアルタイムで見た時はそこまで感動しなかったのですが、歳をとったんですかね。

余談ですが、原作漫画ではこの2人のエピソードの続きが何年も後になってから描かれたのですが、あまりいい結末にはなっていません。人によっては大変なショックを受けるラストになっていますので、アニメの良いイメージを持っていたい方は見ない方がいいかもしれません。

母ちゃんと父ちゃんの過去だゾ (99/9/10放送)

↑のまつざか先生の話の翌週に放送された、ひろしとみさえの独身時代を回想したエピソードもまたおすすめです。

この話も3話連続で放送され、交際中のひろしとみさえが、みさえの父のよし治に結婚を認めてもらうまでを描いたエピソードになっていますが、決してシリアスな回ではなくとても愉快な楽しい内容になっています。

このようなひろしとみさえの独身時代を3話にわたって詳しく描いたエピソードはクレしんの歴史の中では後にも先にも存在せず、この話は本当に貴重な回だと思うのですが、例によってBGMの問題で欠番となっています。

この話のその他の見所は、ひろしの父である銀の介が相変わらず面白すぎる所で、かつてクレしんの名物となっていた2人のじいちゃんの対決の記念すべき初対決とも言えるシーンもあるので、銀の介ファンにも必見だと思います。

また話の導入部分でひろしが大阪万博の太陽の塔など昔のものを懐かしむ描写があり、これは後の名作映画「オトナ帝国」の元となった話なのでは?と感じさせるシーンもあるので、この話は本当に貴重な回であると言えます。

ちなみにこの放送時期のみさえの髪型は何だかおかしな事になっていますが、決して作画崩壊ではなく、少し前の話でみさえの頭髪がとんでもない事になってしまった回があり、何週間もかけて徐々に元のヘアースタイルに戻っていっている最中の髪型です。

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お隣とつつぬけだゾ (01/6/29放送)

かつてクレヨンしんちゃんでは、いかにもギャグアニメらしいコミカルな映像表現で野原家が大爆発を起こし、家が吹っ飛ぶというとんでもない話が放送されました。

しかしそれはただの「爆発オチ」では終わらずに、次の週になっても元には戻らず野原家は新しく家を建て直す事になり、完成するまでの約1年間をボロアパート「またずれ荘」で過ごす事になりました。

このアパートでの2001年から2002年までの約1年間の生活を描いたエピソードがいわゆる「またずれ荘編」と呼ばれているものなのですが、私はこのまたずれ荘編がとても大好きです。

このアパートには大学への進学を目指す浪人生や、女優を目指す役者の卵など個性的な住人がたくさん住んでいて、野原家との交流を描いた数々のエピソードは本当に面白くて毎回笑わせてもらい、また感動する話もたくさんありました。

前置きがずいぶんと長くなってしまいましたが、この「お隣とつつぬけだゾ」という話はまたずれ荘編を見続ける上で絶対に見逃してはならない重要なエピソードであるにもかかわらず、欠番となってしまっています。

どんな話かというと、またずれ荘の野原家が借りている部屋と隣の部屋の浪人生、四郎(よんろう)の部屋の間の壁に穴が空いてしまうという話で、このまたずれ荘編のラストの回までずっと大家にその穴の存在を隠し続ける事になるのです。

よりによってそんな大事な話が欠番になっているので、テレビを見てない人からすれば、何の説明もなくいきなり壁に穴が空いていて、隣人がそこから顔を出しているわけですから戸惑うかもしれません。

先生たちの合コンだゾ (02/6/1放送)

最後は、話の節目となるような重要なエピソードではなく、個人的に好きな「先生たちの合コンだゾ」という話を取り上げたいと思います。

この話は、おなじみの幼稚園の先生3人と、黒磯をはじめとするあいちゃんのボディーガード仲間3人がカラオケボックスで合コンをしている所に、しんのすけとあいちゃんの2人が乱入してみんなで色んな歌をうたうという話です。

この回の見所は、なんといっても大物声優さん達の歌を何曲も聴ける所で、自分の中ではしんのすけとあいちゃんが2人で「ミニモニ。ひなまつり!」を並んで歌っているのがとても可愛らしくて気に入ってます。

この話のオチは、黒磯が66番まである「鉄道唱歌」という長い歌をひとりで熱唱して周りをどん引きさせ、自身が好意を寄せる上尾先生とほとんど会話をする事もなくそのまま合コンが終了してしまうというものでしたが、彼の不器用なキャラがうまく表現されていて面白かったです。

おまけ ケツコプター事件 (96/8/16放送)

クレヨンしんちゃんの黄金期を支えた立役者のひとりで、今では数々のアニメでヒット作を連発し続けている水島努監督が引き起こした「ケツコプター事件」も触れないわけにはいきません。

1996年に放送された「ドラえもん×クレヨンしんちゃん 超合体コラボSP」において、当時演出を担当していた水島氏がしんのすけの尻に竹とんぼのようなものを挟んで(というか尻に挿して)「ケツコプター」というギャグをやってしまった事があり、藤子プロからの猛抗議を受け、以来同じシンエイ動画の作品でありながら両作は疎遠になってしまったのだそうです。

水島監督はいろんな所でこの事について触れたり「ドクロちゃん」や「SHIROBAKO」「ガルパン劇場版」などの自分の監督する作品にもドラえもんに酷似したキャラを出したりしていて、面白すぎます。

余談ですが、水島氏はドラえもんの制作進行でデビューし、原恵一氏が監督を務めた1991年公開の「ドラミちゃん アララ♥少年山賊団!」でもスタッフに名を連ねるなど、下積み時代はドラえもんに多く関わっていました。

以上です。クレヨンしんちゃんにはソフト化されていない作品がまだまだ100本以上あり、腹筋が崩壊するくらい大笑いする回がたくさんありますので、また機会があればご紹介したいと思います。

今回は著作権の関係でソフト化できなかった話が中心になってしまいましたが、続きを書く機会があれば次回は著作権とは関係ない所で欠番になってしまったと思われる作品を中心にまとめたいと思います。

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欠番を視聴する方法

最後に、これらのソフト化されていない未収録作品を視聴できるかもしれない方法をご紹介します。

まずは著作権の関係でDVDやビデオに未収録になっているエピソードですが、これらはソフト化できないというだけで、放送できないわけではありませんので、テレビなどが再放送してくれるのを気長に待っていればいつかは見られるかもしれません。

しかし私が子供の頃によく夕方などにやっていたアニメの再放送が最近は大人の事情でほとんど見られなくなっていますので、地上波よりもCSのテレ朝チャンネルやインターネット放送のアニメ専門チャンネルなどで放送されるのを期待した方がいいかと思います。

また、違法ではないのですが、グレーな方法としては動画投稿サイトで見るという視聴方法もあります。

YouTubeなどのさまざまな動画投稿サイトには、権利者に無許可でアニメや映画などがアップロードされては削除されるというイタチごっこが永遠に繰り返されていますので、タイミングによっては未収録作品を見る事ができるかもしれませんがオススメするものではありません。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

※16/9/19追記 クレしんの記事を追加
著作権とは関係ない理由で欠番になったと思われるエピソードをまとめた記事を追加しましたので良かったらこちらの記事もご覧ください。

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