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No.032

100話以上ある欠番の中から選ぶクレヨンしんちゃんの名作エピソード2

クレヨンしんちゃんを録画したビデオテープの画像

前回のクレヨンしんちゃんの記事を読む

前回の記事で、アニメ「クレヨンしんちゃん」の欠番を取り上げたところ、思いのほか多くのアクセスをいただきましたので、今回もまたクレしんの未収録作品について取り上げたいと思います。

100話以上あるソフト化されていないエピソードのうち、前回は著作権絡みで未収録となってしまったと思われる話を中心にまとめましたが、今回は著作権とは関係のない部分で欠番となっている面白いエピソードを中心にまとめましたので、いくつかご紹介します。

オラの弟ができたゾ (94/3/21放送)

著作権絡みではないクレしんの欠番で、私が真っ先に思い浮かんだのがこの話でした。

このエピソードは、みさえが妊娠したと思い込みしんのすけを連れて産婦人科へ行ったものの、結局は勘違いで妊娠はしていなかったというオチの話なのですが、作中でみさえの口から「生理不順」や「月のものが遅れている」など子ども向けとは言えない発言があるためにおそらく欠番になってしまったと思われます。

作中では、産婦人科で妊婦さん達を見たしんのすけが「母ちゃん母ちゃん、お相撲さんがいっぱい。は~どすこい~どすこい~」と言うシーンがあったり、妊娠した彼女の付き添いで来ていた彼氏にしんのすけが妊娠した理由を聞き、彼氏がその「できちゃった」経緯を真面目に答えている所にみさえと彼女のダブルげんこつがあったりするなど、この回は少し大人向けの話になっていますが、当時リアルタイムでひとりで見た私は大笑いしてしまいました。

しかし、もし家族と一緒に見ていたら気まずかったと思いますし、自分が親の立場だったら確かに小さい子には見せられないかもしれませんね(笑)。

なな子おねいさんと二人きりだゾ (00/8/25放送)

この話は、ひろしの忘れ物を会社まで届けに行く事になったみさえの代わりに、なな子お姉さんが野原家でしんのすけとひまわりの面倒を見るという話なのですが、何度見返しても、なぜこの話が欠番なのか、さっぱり理由がわかりません。

著作権に触れるようなBGMも使われていませんし、特に不適切な表現もありませんし、すごく面白い話なだけに欠番になっているのがとても残念です。

一体どのシーンに問題があるのかクレーマ―の気持ちになっていくつか無理やり挙げるとすれば、なな子がいるとは知らずに帰宅したしんのすけが「ねえ見て見て母ちゃん、スイングするいなりずし、スイングスイング」と言いながら下半身丸出しでリビングに向かい、なな子に出くわすシーンがありますが、視聴者の視点ではしんのすけの尻しか見えておらず、一切いなりずしは映っていませんし、そもそも放送当時はいなりずしは規制されていません。

また、なな子がしんのすけとひまわりに読んであげた絵本の登場人物が「デカプリじいさん」と「デカパリばあさん」でしたが、それがNGなはずがないですし、しんのすけが帰宅時に言った「ただいマライヤキャリー」が問題になるとも思えませんし、ひまわりがしんのすけを蹴っ飛ばすシーンもありますが、コミカルな描写で決して暴力的でもありません。

あとは思い当たるシーンとしては、ひまわりがなな子の胸のあたりに触れながら「パイパイパイパイ」と言い、なな子が「え?私のおっぱいが欲しいの?」と言うと、しんのすけが割って入り「ダーメー!これはオラの!!」と怒り、なな子が「誰の物でもありません!」とつっこむシーンがあるのですが、原因はそこですかね。

しかしこれも別に過激でもないと思います。いずれにしても、このエピソードはとても微笑ましいシーンの連続で面白い話なのに、なぜソフト化されないのか気になって仕方がありません。

ちなみにこの話のアフレコシーンはテレ朝の早朝の自己批評番組で放送され、若かりし頃の野原一家の声優陣の姿を見る事ができました。また同番組では作画スタッフも何人か顔出しで映っていました。

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忘年会で盛り上がるゾ (94/12/26放送)

この話は、タイトル通りしんのすけ達主要キャラが偶然同じ居酒屋に集まり忘年会で盛り上がるというにぎやかで楽しい回なのですが、作中には初期の頃の名脇役達もズラリと登場するので、オールドファンにはたまらない話になっていると思います。

ひまわりが生まれる回にもひろしとしんのすけが病院に向かう途中で往年の名脇役達がたくさん登場しましたが、この話も雰囲気としては少し似ているような気がします。

もちろんこの忘年会の話に登場する脇役の数は、初代監督の本郷みつる氏が手掛ける最後の回となったひまわり誕生回に比べれば小規模なものではありますが、それでも懐かしいキャラがたくさん登場するので見ているだけで嬉しくなり感動すら覚えます。

また初期の頃ではお約束だった組長ネタやネネママのうさぎのぬいぐるみネタなどもしっかり入っているので安心感もあります。

そんな面白い話が欠番になってしまった理由ですが、作中では特に不適切な表現も見られませんし、ひろしが同僚のりえちゃんとカラオケでデュエットするシーンもありますが、これはクレしんのオリジナル曲のような気がしますし(歌謡曲はそこまで詳しくないので、もしかしたら既存の曲なのかもしれません)ソフト化されない理由がわかりません。

ただこの回のように通常放送ではなくスペシャルで放送された話がソフト化されない事はクレしんではよくあります。どういう大人の事情があるのか容量の問題なのかわかりませんが、通常の放送枠ではなく「クレヨンしんちゃんスペシャル」の中で放送された話は、現在に至るまでソフト化されていない話がたくさん存在するのでファンとしてはとても残念でなりません。

メロンで悩んじゃうゾ (94/7/25放送)

しんのすけが商店街のふくびきで当てた高級メロンを、食べるなと言われていたのにこっそりと包丁で二等分にして一口食べてしまい、それがバレないように瞬間接着剤でメロンをくっつけたものの、自分の手とメロンもくっついたまま離れなくなってしまい、あせったしんのすけが「離れろ離れろ」と腕を振り回した結果、メロンは勢いよく手から離れ、そのまま窓に激突してグチャ―ッとつぶれてしまうというとんでもない話です。

これは欠番になっても仕方ないでしょう。瞬間接着剤も危険ですし、食べ物を粗末にする話でもあります。

こういう話は後味が悪くて心の底からはもちろん笑えませんが、それでも面白いといえば面白い部分もあり、欠番になる例のひとつとしても挙げておきたかったので、この話も「名作エピソード」として強引に選ばせてもらいました。

このように食べ物を粗末にしているように見える話はNGになる事が多いようで「オラのおにぎりはおいしいゾ」という話では、しんのすけが乱暴に握って放り投げたごはんが天井にくっついて床に落ち「勿体ないからこれは父ちゃんの分という事で」と言うシーンがあり欠番になっていますし「オラはおつや長者だゾ」という話では、しんのすけの持っているお菓子がわらしべ長者のように安いお菓子から高級なお菓子へと変わっていく中で、しんのすけがお菓子を行儀悪く投げて食べるシーンがあるせいか、この話も未収録となっています。

少年鉄人と料理対決だゾ (96/12/27放送)

八百屋に買い物に来ていたしんのすけが、料理が趣味だという8歳の男の子と出会い、その子が作る料理をご馳走してもらう事になり家にお邪魔するのですが、例によってしんのすけのせいで料理も台所もめちゃくちゃになってしまうという話です。

この話もメロンの話と同様に面白い一方、心の底からは笑えない自分がいますが、これも欠番になるパターンのひとつとして取り上げました。

この少年鉄人が家で料理をするシーンでは、大人は誰も登場しません。つまり子どもだけで火を使い熱湯を沸かし、包丁を使っているのですが、このような話もどうやらNGになる事が多いようです。

しんのすけがひとりでカップラーメンを食べる「ラーメンが急に食べたいゾ」という話があるのですが、作中にしんのすけがひとりでお湯を沸かそうとするシーンがあるせいか、この話も未収録になっています。

しかしこのラーメンの話はひとりでお湯を沸かそうとするだけで、実際には隣のおばさんに立ち会ってもらっているので、欠番になった原因はそこではなくしんのすけが頭にみさえのブラジャーをつけるシーンがあるせいかもしれません。

また、映画「嵐を呼ぶジャングル」でもかすかべ防衛隊だけでたき火をするシーンがありますが、これはさすがに劇場版なのでソフト化されました。

ちなみにこの話で少年鉄人の声をあてていたのは、後に「カードキャプターさくら」の李小狼や「MAJOR」の本田吾郎など数々の少年役で大ブレイクするくまいもとこさんですが、当時からうまかったですね。

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復活!地獄のセールスレディだゾ (96/4/12放送)

初期のクレヨンしんちゃんでは「売間久里代(うりまくりよ)」というセールスレディが番組の人気を盛り上げました。

れっきとした女性であるにも関わらず、しんのすけをはじめ多くの人からは女装した男と間違えられ不審者扱いされたり警察に通報されたりと散々な目にあってしまう可哀想なキャラクターなのですが、しんのすけとのやり取りはとても面白く毎回笑わせてもらいましたが、今見るとこのセールスレディへの扱いが余りにも酷いので、心からは笑えない自分もいます。

さて、そんな初期の名物キャラ売間久里代が登場する話のうち、この「復活!地獄のセールスレディだゾ」という回だけが欠番となっているのですが、何が原因なのでしょうか。

先に述べた通りこのシリーズにおける売間久里代への扱いは人権侵害に当たるほど酷いものなので、欠番になるとしたらこの話だけが規制されるのはおかしいですし、今のテレビではほとんど使われない「オカマ」という言葉も、この売間久里代シリーズはもちろん当時のテレビ全体でも普通に使われていた言葉なので「オカマ」というワードが原因でもなさそうです。

では未収録になってしまった理由は何なのかというと、おそらく桜田家に訪問販売に来ていた売間久里代を見つけたしんのすけが「手術で○○○○を取っちゃったオカマの人」と呼んだ事が原因だと推測します。

さらにネネちゃんが「ママ、なんで手術でお○○○○取っちゃうの?」と続け、ネネママが「ネネちゃん、女の子がお○○○○なんて大きな声で言うもんじゃありません」というセリフがあるのですがこの一連の会話がまずかったのではないかと思います。

子どもも見ている番組で「手術で取っちゃう」と言うのは行き過ぎかもしれません。

ちなみにこの売間久里代ですが、先日約20年の沈黙を破って久しぶりにクレしんに登場しましたが、さすがにしんのすけは「オカマ」という言葉は一切使わずに「女装した人」と呼んでいました。

まとめ

まだまだ紹介しきれない未収録作品はたくさんありますが、今回はこの辺で終わりたいと思います。

また機会があればさらに私が面白いと思うクレヨンしんちゃんのエピソードを掲載していきたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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