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No.004

私はこうやってスーパーのうずらの卵を孵化させた 2/2

うずらの画像02-2

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手順7 すべての卵を90度くらい回転させる

箱を開けたら、卵をひとつひとつ丁寧にゆっくり約90度回転させます。これが転卵という作業で、有精卵が入っていたら15日近くも続けることになります。

この時、長く箱が開いていると温度が下がってしまいますので、時間をかけずに行って下さい。また卵に触れる際は、指先が冷たくなっていない事を確認して下さい。

すべての卵の転卵が終わったら箱を閉じます。

     

手順8 数時間ごとの転卵を4日間続ける

転卵をして箱を閉じ、数時間後にまた箱を開けて転卵し、箱を閉じて数時間後にまた箱を開ける…この作業をひたすら4日間続けて下さい。

この間、箱の中の温度をきちんと管理しましょう。37度~38度を保っているのがベストですが、個人的には36度~40度くらいまでなら安全圏だと思っています。その範囲を超えるとあぶないです。

なお、転卵の角度はぴったり90度である必要はありません。私は卵に印をつけずに回したので、その日によって70度だったり100度だったりしたと思います。

また転卵は常に同じ方向に回してください。つまり90度同じ方向に回せば、4回の転卵で丁度1周する事になります。

ちなみに私は家にいる時には、だいたい3時間ごとに転卵を行っていました。ただし夜中に起きるのはつらいので就寝中の5、6時間は転卵しませんでした。

   

手順9 検卵を行う

卵をあたためて4日くらい経ったら、有精卵が含まれているかを調べる為に検卵を行います。

夜中に部屋を真っ暗にするとやりやすいです。片方の手でLEDライトを持ってスイッチを入れ、もう片方の手で慎重に卵を持って、ライトの光が出ている部分に密着させます。

持っている卵が有精卵だったら、卵の中は赤っぽくなっていて血管が見えます。また、光をほとんど通さずに黒っぽくなっている卵も有精卵である可能性があります。

逆に卵が光を通して黄色っぽかったり緑色っぽかったら、残念ながら無精卵である可能性が高いです。

この時使用するライトが弱いと、どの卵も見え方がほぼ一緒になってしまい、正確な検卵ができない場合がありますので注意して下さい。

手順10 有精卵はそのまま残し無精卵を外に出す

検卵の結果残念ながら無精卵だった卵は、そのまま箱に入れていてもしょうがないので、箱から出します。

私は見たことがありませんが、無精卵を放置し続けると腐って破裂すると主張する人もいます。

買ってから4日目の無精卵はまだ賞味期限内なので、食べても大丈夫だと思います。生で食べるのが不安なら火を通して食べましょう。食べる事自体が不安なら、どうするかはご自分で判断して下さい。

ちなみに、4日目の段階では有精卵か無精卵か判断が難しい場合は、箱に残して様子を見ましょう。2日くらいたってから再び検卵をしてみて、それでも変化が無かったら、無精卵だと思います。

一方有精卵の場合は、順調に育っていればやがて光を通さなくなり黒っぽくなって、血管もほぼ見えなくなりますが、ちゃんと生きていますので安心して下さい。逆に生きているかが心配で何度も検卵をするのは危険です。

           

手順11 残った有精卵への転卵をさらに続ける

運良く有精卵が含まれていたら、ここからさらに約10日間にわたって、ひたすら数時間ごとの転卵を続けます。くどいようですが、この間の温度の管理には十分すぎるくらいに気をつけましょう。

ちなみに転卵をする理由ですが、卵の中の胚(はい)が卵殻膜(うす皮)にくっついてしまうのを防ぐためです。これをやらないと有精卵はほぼアウトです。

また転卵には一定の方向だけではなく卵全体に均等な温度や湿度を行きわたらせる目的もあります。

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手順12 転卵をやめ湿度を70%くらいまで上げる

15日目くらいになったら転卵をやめます。また箱の中の卵付近の湿度を70%近くまで上げます。

私の場合は、1枚のティッシュを4回折りたたんで小さな四角にしたものに水を含ませて、しっかりとしぼったものを卵から5センチくらいの場所に2カ所置きました。いや、置いたというか箱の壁に立てかけたような感じでした。

数時間でティッシュは乾くので、乾いたらまた水を含ませて、同じ場所に戻します。この作業を雛が孵化するまで続けます。私の場合はこれをやっただけで卵付近の湿度を70%近くに保ち続ける事ができ、無事に雛もかえりました。

実は私はこの工程で、湿度をおもいっきり高くしようとして大失敗し、箱の中をびしょびしょにして、孵化間近の有精卵をダメにしてしまった事があります。

卵付近の湿度を70%近くまで上げる事はそれほど大変な事ではなく、そこまで大量の水分も必要としませんので私みたいな失敗はしないように気をつけて下さい。普通に水を含ませてしぼったティッシュを卵の近くに置いただけで、孵化に必要な湿度は保てました。

手順13 温度と湿度に注意してあとは孵化を祈る

順調に育っていれば15日目くらいから卵が動く事がありますが、触らずにそっと見守りましょう。

動かない有精卵もありますので、動いていないからといって、つついたりさわったりしては絶対にいけません。

この時期の有精卵はさらにデリケートになっていますので、ちょっとした衝撃や温度変化でも危ないです。

     

手順14 雛が誕生

17日目くらいに、雛が卵の中から殻を破ろうと「はしうち」を始め、自力で卵から出てきます。

16日目だったり、19日目に生まれる事もありますので、もし17日目に生まれてこなくても、ダメだったと早とちりせずに20日目くらいまでは気長に待ちましょう。

それ以上待っても生まれないようだったら、残念ながら…という事です。

私の雛の場合は17日目に生まれました。卵が割れる前から「ピッピッ」と鳴いていました。卵を割るのにかなり手こずり、30分以上かかっていましたね。

なお外出中や睡眠中など、目を離している間に卵が孵化しているという事も珍しくありません。 雛は生まれたらすぐに歩き始めるので、電気あんかの下に落ちたら危険ですし、水の入った容器に落ちて濡れたりしたら、ほぼアウトです。

そういう事がないように、もし箱の中の構造が雛にとって危険な場合は、事前に雛が落ちないようにバリケードを作るなりして対策を練っておきましょう。

また、雛は生まれて2日くらいは何も食べなくて大丈夫ではありますが、前もってえさ等の準備しておいてもいいかと思います。

ただし私のように孵化に成功した気になって、えさなどを買ってから悲しい結末を迎える事もよくありますので、実際にはまだ買わずにどこで買えるのかだけをチェックしておいて、実際に買うのは生まれてからという選択肢もありかもしれません。

卵の孵化は15日目あたりまでくれば安全なのではなく、15日目あたりからが大変なのだと思います。絶対に油断しないで下さい。

           

以上が私が孵化をさせた大まかな手順ですが、これらの作業工程の中で私はいくつもの失敗を重ね、たくさんの卵と時間とお金を無駄にしてしまいました。そんな私の数々の失敗談を次の記事にまとめましたので、私みたいな失敗をしないためにも参考にして頂ければと思います。

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